Imprenta Don Bosco社は、南米のエクアドルにある印刷会社。従業員数は約100人で、生産拠点は首都キトとクエンカにあり、エクアドルおよび世界中のサレジオ会によって運営されている。エクアドル国内五大印刷会社の一つで、印刷業だけでなく教育機関としても知られており、同国の発展に重要な役割を果たしている。
長年の目標だったKOMORI 印刷機の導入
同社の代表Johnny Guerra氏は「私は印刷業界で約33年のキャリアがあります。2009年に初めてKOMORIとその印刷機を知り、当時からKOMORI機を導入したいと思っていましたが、社内の事情により実現できませんでした。2024年に8色機LITHRONE G40P advanceの提案を受け、念願だったKOMORI機の導入が実現しました。これは私の印刷業界でのキャリアにおいて、最高の決断だったと断言できます」
この決断の正しさは、導入後の成果として表れた。「LITHRONE G40P advanceは、12時間の稼働で134,000枚の印刷を成し遂げ、過去最高の生産記録を達成しました。30年以上の経験の中で、これほどの生産量に達したのは初めてです。印刷品質も非常に高く、既設の他社機を上回る性能を発揮しています。操作性にも優れていて、小ロットの仕事も効率的に対応できます。生産性が非常に高いため、より多くの仕事を受けられるようにもなり、導入から半年ほどですが、過去最高水準の業績を達成しています」と話す。また、「スペアパーツのコスト削減も重要な成果です。オフセット印刷機では爪部分に深刻な問題が起きることが多いのですが、LITHRONE G40P advanceではそのような問題がなく、部品等にかかる支出を大幅に削減できました。こうした改善面を含め、総合的に運用コストの低減につながっています」と語った。
高いテクノロジーによる、高い生産性を評価
LLITHRONE G40P advanceのオペレーターは「毎時15,000枚の高速印刷でも、濃度や印刷品質を維持しており、安定した仕上がりを実現しています。リピートジョブでは、全てのジョブ設定が保存されているため、色合わせもスムーズに再現できます。エアー調整やインキ供給量は自動で最適化されるため、再印刷時にはわずかな微調整だけで済み、色調整が30~40枚で完了します」。
さらに、「使いやすいタッチパネルと統合されたシステムにより、高い生産性が実現できます。多くの工程が手作業だった従来の機種と比べて自動化が格段に進んでおり、作業負荷が大幅に軽減されたことで、効率も大きく向上しています」と、高く評価した。
新台導入を契機に人材育成や事業拡大へ
同社には、支援を必要とする若者たちのための就労サポートプログラムがあり、LITHRONE G40P advanceの導入は、今後の教育や雇用などの社会貢献活動にも活用される予定だ。
Guerra氏は「キトとクエンカの2拠点に加え、新たな工場の建設も計画しています。今回の新台導入は、クエンカでの新工場建設をはじめとする、プロジェクト推進を支える重要なステップです。今後の計画の一つとして、現在稼働している4色機のうち1台を、LITHRONE G40 advanceのような新しい機種に置き換えることを検討しています。これは、海外市場への展開と社会貢献を継続・強化するための収益を確保することを目的としています。これらの計画や運用には私たちの強い意志が込められており、KOMORI機への投資は最良の成果をもたらしつつあります。今後の期待がますます高まっています」と語った。最後に「エクアドル国内にしっかりとしたサポート体制があることが、今回の導入を決断する上で非常に重要な要因となりました」と、導入の際、サポート体制の支援が必須であることを挙げた。

LITHRONE G40P advanceは、高いテクノロジーによって、同社の生産性と事業の可能性を力強く支えており、今後の展開にも大きな期待が寄せられている。
[関連情報]
■ソリューションサイト:LITHRONE GX/G advance EX Edition
■製品情報:LITHRONE G40P advance



