2026.06

米国・Up2Speed Printing and Packaging 様

インライン品質検査により印刷ミスのない高品質パッケージを供給

  • Jorge Carmenate
    CEO
    Jorge Carmenate 氏

Up2Speed Printing and Packaging社は、2003年に米国フロリダ州で設立された。CEOのJorge Carmenate氏は、創業からこれまでの経緯について「私のキャリアは印刷オペレーターとしてスタートし、20年ほど印刷現場を率いていました。
妻と出会い、夫婦で思い切って、自宅のガレージに手動断裁機と卓上紙折り機を設備し、ガレージ・ベンチャーとして事業を立ち上げました。2014年には、これからはパッケージの時代になると考えた私は、フォルダーグルア(糊貼り機)を導入。型
抜きから折り加工、糊貼りまでを自社で一貫して行う体制を整え、パッケージ市場へ参入しました。そこで、最初の菊半裁KOMORI機の導入に至ったのです」と語る。up2speed_press_small.jpg導入されたLITHRONE G40 advance

新鋭機の機能をフル活用することで大きな成果へ

パッケージビジネスの拡大に伴い、今回、LITHRONE G40 advance を導入した。
新台の導入とその効果について、Carmenate氏は「導入して間もないものの、LITHRONE G40 advanceは、すでに当社の成長に貢献しています。当社のお客様は主に食品や飲料、製薬そして化粧品といった業界であり、いずれも厳格な品質基準への対応が求められます。このため当社では、G7やFSC認証、SED(セキュリティ保護に関する認証)などを取得しています。KOMORI機は当社にとって欠かせない存在であり、縁の下の力持ちとして、会社を常に成長させてくれています。この機械に搭載された機能を活用することで、生産性は80%向上しました。6色刷りの印刷準備にかかる時間も、従来の1/3まで削減されました。損紙の削減にも大きく寄与し、試刷り枚数は従来比で約80%削減しています。

PQA-S(インライン品質検査装置)は重要なシステムです。単に色を調整するだけでなく、印刷不良も検知し、印刷工程の品質を管理してくれます。また、フィーダーにはシートナンバリング機能があり、各用紙にシリアル番号が振られます。
PQA-Sが不良を検知すると、自動的に不良が発生したシート番号を通知してくれるので、オペレーターは該当用紙を取り除くだけで不良のない印刷物を納品できます。
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左:量産されているパッケージ印刷物、右:社屋

LED UVインキの導入は、私たちにとって挑戦でした。従来のUV印刷には慣れていましたが、LED UVインキについては知識がなかったからです。しかし、導入後はその優れた乾燥性能に大きな効果を実感しています。印刷後すぐに次工程へ移行できるため、型抜きや糊貼り、断裁、折りといった仕上げ工程にもスムーズにつながり、作業時間の大幅な短縮を実現しています」と話す。

搬入時に残る大きな印象

「搬入時、KOMORIのスタッフは手際良く作業をしてくれました。スタッフ全員がプロフェッショナルで、搬入から調整、立ち上げまで、全ての作業が計画通り期限内に完了しました。20年前の創業時に、LITHRONE G40 advanceがあればよかったと思います。より効率的な運営が可能となり、より優れた経営者として会社を成長させていたでしょうね」と笑って語った。

お客様本位の体制と新サービスの提供へ

Carmenate氏は自社について次のように語る。
「お客様からお電話をいただいた際には、すぐにつながる体制を整えています。従業員はもちろん、経営者である私と妻も電話に出ます。そして、お客様が必要としている答えを、すぐに提供できるよう常に心がけています。翌日でも1時間後でもなく、数分以内には返事をすることで、お客様のご要望に全て応えられるように対応しています」。

今後の展望については「今後5年間のビジョンがあります。既存の型抜き、折り、糊貼りに加え、箔押し加工ができる設備の導入を検討しています。また、ラミネート加工を強化し、貼箱や美粧段ボールといった分野への展開も考えています。私たちの会社には、ワクワクする未来が待っています」と結んだ。

米国・Up2Speed Printing and Packaging

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