KOMORI 新春特別内覧会2024
日時:2024年02月15日(木)~16日(金)
最新鋭印刷機による高品質(高付加価値)と高生産性の提案と、コネクテッド・オートメーションによる生産工程全体を繋いだスマートファクトリーを提案
2024年2月15日、16日、KOMORIつくばプラント・KGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)にて、コマーシャル印刷、パッケージ印刷をメインとするお客様を対象に「KOMORI新春特別内覧会2024」を開催し、270名に来場いただきました。人材不足、資材高騰など、利益を出しづらい昨今の環境下において、印刷業界では、高品質、高生産性が求められています。今回の内覧会では、コマーシャルソリューションとパッケージソリューションの2大テーマを通して、KOMORIの最新鋭印刷機の提案と圧倒的な高品質(高付加価値)と高生産性を提案するデモンストレーションを行いました。
■実演1(コマーシャルソリューション)
[実演機]
・菊全判両面8色機オフセット枚葉印刷機 リスロンGX40RPアドバンス
・小型無人フォークリフト SLIM AGV
・B1サイズコンビネーション紙折機 MBO K80
・協働ロボット MBO Cobo-Stack
・プログラム油圧クランプ大型断裁システム アプリシアCTX132
・KP-コネクト プロ
コマーシャルソリューションのデモンストレーションでは、リスロンGX40RPアドバンスにて、カタログを想定した印刷を2ジョブ(1ジョブ目はカタログの本文、2ジョブ目はカタログ表紙)行いました。オペレーターがボタン操作をすることなく次のジョブへの切り替え、そして本刷り印刷までを自動で行うオートパイロットでのジョブチェンジを実演しました。さらにKP-コネクトにより、印刷工程だけでなく後加工とも連携して、AGVが自動で印刷機のデリバリーから用紙を搬出し、紙折り機MBO K80へ搬送する様子など、KOMORIが提案するスマートファクトリー化の実演をご覧いただきました。
■実演2(パッケージソリューション)
[実演機]
・菊全判6色機オフセット枚葉印刷機 リスロンG40アドバンス インラインコーター付
・KP-コネクト プロ
コマーシャルソリューションのデモンストレーションでは、リスロンG40アドバンス(新たなローラー配列であるスマートインキングフロー、e-Mist(静電気抑制装置)、DCブロアーの環境・省エネルギーに対応した仕様を搭載)にて、新規ジョブを想定したパッケージ印刷を行いました。印刷絵柄と特色については、来場者の方に選んでいただきました。その後、KHS-AI機能を活用した素早い色の立ち上がりとスマートインキングフロー、コモリマチックによる印刷品質の高さと連続印刷による印刷品質の安定性をご確認いただきました。
■実演3(パッケージソリューション)
[実演機]
・29インチ枚葉UVインクジェットデジタルプリンティングシステム インプレミアIS29s
・B2用紙加工機 ダイカッターDSM-1000 (Duplo社製)
・KP-コネクト プロ
インプレミアIS29sによるパッケージソリューションのデモンストレーションでは、2ジョブの印刷を行いました。1ジョブ目ではオフセット印刷の実演で使用した同絵柄を、UFコートEMを使用して、CMYK4色だけで特色を擬似再現した2種類の限定パッケージ印刷を行いました。インプレミアIS29sであれば、絵柄切替え時に版交換や色調調整の作業なく印刷ができ、省力化できることをご覧いただきました。2ジョブ目では、両面のペーパーフォルダの印刷を行った後に、Duplo社製のB2用紙加工機ダイカッターDSM-1000にて、打ち抜きと筋押し加工を実施しました。印刷データと用紙さえあれば、印刷から加工まで、すべての作業を1人で完結することで、人材不足の課題を解決する多能工化のデモンストレーションをご覧いただきました。
実演終了後の自由見学時間には、KOMORIの後加工機の実演を行いました。また、会場内では、省エネ補助金やKP-コネクトのミニセミナーの開催。印刷サンプルコーナーやサービスコーナーなどを設けて、お客様のご興味に応じて自由に見学いただきました。