Face to Face の信頼で築く、中華圏での挑戦

海外営業2部中華圏営業課 八木

02 April 2026

海外営業2部中華圏営業課で、台湾マーケットの主担当と他営業メンバーの支援、そしてデジタル印刷機 J-throne29 の中華圏窓口を務める八木。つくばプラントでの勤労部・生産管理の経験を基盤に、現場の技術と世界のお客さまをつなぐ架け橋として活躍している。

ものづくりの熱をのせて届けるプリントテクノロジー

現在私は、海外営業2部中華圏営業課にて、大きく3つの役割を担っています。1つ目は輸出関連書類の作成から来客手配まで、中国の現地法人が商談を円滑に進めるためのトータルな営業支援です。もう1つは、台湾市場担当としての海外営業です。また、3つ目は、デジタル印刷機J-throne29の中華圏窓口です。他部門と連携してデモや印刷テストを実施したり、商談サポートを行ったりしています。
私にとって「プリントテクノロジー」を届けるとは、単に印刷機械を売ることではなく、「お客さまの期待と、つくばプラントの技術を正確に繋ぐ」ことです。入社当初、私はつくばプラントで勤労部や生産管理を経験しました。その中で学んだ「機械がどの工程で作られ、どのように管理されているのか」という現場視点は、お客さまの仕様相談に対して最適な提案を行う上で、今の営業活動に大きく役立っています。また、製造工程の流れを理解していることで、納期調整の際に現場負荷を踏まえた現実的なスケジュールを提示できる点も強みです。仕様の確認や納期調整の一つ一つに、プラントで見た「ものづくりへの情熱」を乗せて、世界のお客さまへ届けるように意識しています。

台湾の街中で見つけた自分の仕事の証

自分が携わった機械が実際に稼働し、そこで印刷されたパッケージを出張先の台湾の街中で見かけた時、特に「社会を支えている」「感動をもたらしている」と感じます。印刷物は、その国の文化や経済を根底から支える、なくてはならない存在です。私が関わった機械から生まれた印刷物が、価値ある商品や文化の一端となり、国境を越えて不特定多数の方々の生活の一部になっている――その光景を目の当たりにすると、「KOMORIの技術が世界の日常を形作っているんだ」と誇らしく、同時に自分がその価値を確実に届ける責任を担っているのだと強く実感します。

Face to Face で築く、確かな信頼

何より大切にしているのは、「Face to Faceの対話」と「信頼されるスピード感」です。お客さまや現地法人スタッフとのコミュニケーションでは、一人の人間として深い信頼関係を築き、心を通わせることを重視しています。相手の母語で気持ちを伝えたほうがより喜んでいただけると感じているため、挨拶やお礼などは中国語でお伝えすることが多いです。印刷機械に関する専門用語を使いながら中国語で説明することはまだまだ難しく、課内のメンバーと一緒に日々練習を重ねています。
また、私が大切にしているもう一つの軸が"スピード感のある提案力"です。
お客さまの要求をただ受容するのではなく、メーカー営業として、お客さまが抱える潜在的な課題に対する「今、本当に必要なソリューション」を冷静かつ慎重に、そしてスピーディーに提案できるよう心がけています。現地法人スタッフとワンチームとして取り組んだ結果、受注につながった時や、お客さまが私の名前を覚えて頼りにしてくださる瞬間に、この仕事の最高の醍醐味を感じます。

中華圏でのデジタル印刷の普及に向けた新たな挑戦

海外営業としての私のキャリアはまだ始まったばかりで、日々学ぶことの連続です。まずは目の前の一つ一つの業務を確実に積み重ね、お客さまや現地法人スタッフから「彼女なら誠実に応えてくれる」と、一人の担当者として心から信頼していただける存在になることが今の大きな目標です。
特に、先日台湾で行った市場調査を経て、B2 枚葉UV インクジェットデジタル印刷機J-throne29が持つ将来性に強い確信を持ちました。今後は中華圏におけるデジタル印刷の普及を後押しできるよう、その魅力をより深く、正確にお伝えしていきたいと考えています。既存のオフセット印刷機の強みと最新のデジタル印刷機、その両方を深く理解し、お客さまのビジネスに寄り添った最適な提案ができるよう、一歩一歩着実に成長していきたいです。

チームで掴んだ初出張の手ごたえ

初めて一人で海外出張し、その場で受注をいただけた経験が思い出に残っています。
訪問先は私にとって初めてお会いするお客さまだったため、出発前に現地法人スタッフや先輩から情報を集め、想定される質問や機械の仕様について、シミュレーションを重ねて臨みました。当日は緊張もありましたが、準備した知識を総動員して自分の判断で動き、お客さまと誠実に向き合ったことで、信頼を得ることができ、受注につながりました。
先輩や上司に報告した際、自分のことのように受注を喜んでもらえたことが何より嬉しかったです。また、同時に、この成果は現地法人スタッフや先輩の協力があってこそだと痛感しました。営業としての自信を得るとともに、周囲への感謝を再確認できた大切な経験です。

オフタイムの過ごし方

昔から旅行と動物が大好きで、最近は家族と愛犬と一緒にキャンピングカーで出かけることが何よりのリフレッシュです。昨年は地元の宮城県から青森県の大間まで走り、そこからフェリーで函館へ渡る北海道縦断旅を楽しみました。愛犬と時間や場所に縛られず過ごし、ふと立ち寄った道の駅でその土地ならではの食材に出会えた時は幸せです。いつか、世界一幸せな動物と言われるオーストラリアの「クォッカワラビー」に会いに行くのが今の夢です!

komoripeople_yagi_private.jpg