創業100周年記念式典/第30回小森会世話人総会

日時:2023年04月06日(木)

創業100周年記念式典
KOMORIのパーパス(存在意義)を発表

4月6日、グランドニッコー東京 台場で、創業100周年記念式典を開催し、印刷会社をはじめとした関連企業300名にご出席いただきました。

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冒頭、会長の小森善治が、創業100周年記念式典を開催できる喜びと、多くの方々にご出席いただいたことへの感謝の挨拶を述べました。そして、「私は1962年に前身の小森機械製作所に入社して以来、社員と共に印刷産業の発展に尽くしてきました」と続け、海外市場の開拓、国際展示会への初出展、オイルショックなどの難局への対応など、自身の体験を踏まえたKOMORIの歴史を振り返りました。
「会社の苦しい時期には、国内のお客様に真っ先に救いの手を差し伸べていただきました。お客様からの期待に応えたい一心で印刷機の製造を続けてまいりました。感謝の念を胸に刻み、お客様により良い製品・サービスを提供することが、私にできる最大の恩返しだと考えています。1993年、社長に就任後は『顧客感動企業の実現』を経営理念に掲げ、製品にご満足いただくだけではなく、それを上回る感動を提供できる企業となることを目指してきました」
「KOMORIが今日存在するのは、素晴らしいお客様に恵まれたこと、そして社員と協力企業の支援があったからです。印刷業界を取り巻く環境はまだ厳しいですが、皆様と知恵を出し合って成長していけば、乗り越えていけると確信しております」と締めくくりました。
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来賓の皆様から祝辞をいただいた後、社長の持田訓が皆様に感謝の意を表するとともに、「VUCAの時代を生き抜き、創業100周年という通過点を超え、顧客感動企業としてさらに健全に発展するための取り組みが必要であると考えました」と新たに制定したパーパスを発表しました。

パーパス「プリントテクノロジーで社会を支え感動をもたらす」


このパーパスにもとづき、「環境負荷の低い生産ソリューションの提供」「自動化、情報化、省人化ソリューションの提供」「社会の多様性に対応したソリューションの提供」といった取り組みを通じて社会に貢献していくことを表明しました。

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第30回 小森会世話人総会
必要とされ続けるために「結束を」

式典と同日に、第30回小森会世話人総会を開催しました。

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冒頭、小森会会長の小松印刷グループ株式会社代表取締役会長の小松義彦様は、「経営の効率化・合理化に努力を積み重ねるという小森会の設立趣意のもと、今後は特に情報交換、知識の研さん、相互理解の比重を高め、引き続き経営改善に磨きをかける活動を展開したい」と、さらなる発展を呼びかけました。

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続いて、会長の小森善治が「小森会は、印刷業の発展のため、皆様と意見を出し合い、創意工夫を重ねてきました。結果、この意義にご賛同くださる会員の皆様が年々増えてきています。おかげさまで記念すべき30周年を共に迎えることができました」と感謝の意を表しました。

続いて、社長の持田訓が「世界的な人手不足と賃金上昇及び光熱費の上昇に伴い、印刷機械の工程集約と生産性向上を目指した省力、省人化の動きが進んでいます。オフセット事業を中核事業とし、証券印刷機事業・DPS事業・PE事業・MBO事業等の多角的な事業を進めていきます」と報告しました。