7月5日（水）～7日（金）の3日間、東京ビッグサイトで開催された「インターフェックスWeek 東京」に出展しました。
インターフェックスWeek東京は、医薬品・化粧品の研究や製造に関わるあらゆる製品・技術・サービスが一堂に出展する日本最大の専門技術展です。事務局の発表によると、出展社数は849社、3日間の総来場者数は27,826名と多くの方が来場しました。

【出展の目的】
今回、インターフェックスWeek東京へは初めて出展でした。本展示会では、ブランドオーナーである医薬品・化粧品メーカーの方々に対して、弊社のパッケージ印刷製造における取り組みをご紹介し、各業界の方々から多くのご意見やご要望をいただき、今後の製品開発につなげるという目的で出展をしました。

【主な出展内容】
弊社ブースでは、色替えをせずに複数の特色を再現する技術「スマートカラー」を紹介。インクジェットの見本サンプルと、スマートカラーで印刷されたサンプルを配布して、印刷見本との色調に差がないことを実際に確認していただきました。デジタル印刷では、インプレミアIS29sで印刷されたサンプルにオフラインで加飾した高付加価値パッケージサンプルの展示や、インプレミアNS40でマイクロフルートへ印刷したサンプル展示を行ないました。この他、紙幣印刷のサンプルや凹版のサンプル展示、お客様よりご提供いただいたパッケージサンプル、ペーパークラフト、紙製クリアファイルの展示を行ないました。

【色替えが不要になるスマートカラーとは】
スマートカラーは、色替えをせずに複数の特色を再現する技術です。具体的には、プロセス4色にグリーン、オレンジの2色を加えた6色で印刷することで広色域表現をします。スマートカラーでは色替えが不要、ローラー洗浄作業も不要になり、洗浄液の使用量削減に寄与します。インキはプロセスカラー化により基準濃度での運用が可能になるため、色調調整時間も短くなります。そして、納期に合わせた特色インキの準備や、使用頻度の多い特色インキの在庫管理が不要となり、インキ廃棄量の削減も可能となります。

【さいごに】
3日間、多くのお客様にKOMORIブースへお越しいただき、誠にありがとうございました。今回の展示会では、印刷会社の方はもちろん、医薬品・化粧品メーカーの方々とも直接、お話しすることができ、とても有意義な時間となりました。今後もKOMORIは、お客様の課題に対してご提案してまいります。これからのKOMORIに、ぜひご期待ください。