日本山岳写真協会とデジタル印刷機活用の勉強会を開催

日時:2025年03月05日(水)

写真家の作品を大判でプリント出力

3月5日、日本山岳写真協会の皆さまと弊社つくばプラントにて、デジタル印刷機による写真プリントについての勉強会と見学会を開催しました。勉強会では、インクジェット印刷の仕組みや印刷方式の違い、最新デジタル印刷機についての説明を行いました。実機見学では、B2デジタルUVインクジェット印刷機Impremia IS29sの機械内部や仕組み、実際の印刷作業をご覧いただきました。 

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今回は参加者の写真作品を異なる3種類の用紙(キャストコート紙、マット紙、和紙)に出力しました。用紙によって作品の印象が変わるため、イメージに合う用紙を選び、その場で色校正を行いながら、活発な意見交換がなされました。「マット紙で光の当たった山肌の良い質感が出せた」、「ダイナミックレンジの広い作品に合いそう」などの意見があり、山岳写真とインクジェット印刷の相性の良さを評価していただきました。また、UVインクの特性から、水分によるにじみや紙の波打ちが無いことに驚きの声をいただきました。UVインクは耐光性、耐摩性があることから、写真展や長期間の展示にも適しています。 

参加者からはRGBとCMYKのデータ変換や色味の調整、写真展の作品をプリントする際の悩みをお聞きしていましたが、「RGBデータのままプリントできるなら色味の問題が解決できそう。極端な色ずれもなく十分に価値のある仕上がりだった」、「前回展示した作品と比較したがほとんど遜色がなく、性能に驚いた」との評価をいただき、課題解決の可能性を見ることができました。また、別の参加者からは、「普段はラボに任せっきりだったので、印刷の過程が見られて良かった」、「技術力は噂に聞いていたが、驚いた。今後の開発にも期待しています」などの感想をいただきました。 

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写真家の皆さまの観点から、率直な感想や貴重なご意見をいただくことができ、KOMORIにとっても大変有意義な機会となりました。